01.性機能改善 / バイアグラ
性機能改善薬ですが、狭心症治療薬を内服している方は服用できません。
心血管系疾患の既往のある方は症状に十分注意して服用してください。

02.不眠解消 / 安眠
ハルシオン:寝付きが悪い、寝不足がちな方に
1日一回就寝前に内服します。
ただし、内服タイプの水虫治療薬・抗HIV薬・アルコールとの併用はできません。
めまい、ふらつき、倦怠感、頭痛・頭重感等があらわれることがあります。

03.抗酸化治療
活性酸素は身体の細胞に障害を与え、老化を早めてしまいます。
また皮膚では皮脂を酸化して皮膚の老化を早めます。
どうすればいいのでしょう?
抗酸化剤というものがあります。これはビタミンCやE、COQ-10などです。
肌の老化にはビタミンC誘導体の高濃度ローションが最適です。
身体の老化には、内服薬のCOQ-10が最適なものです。
アンチエイジング治療の中でももっとも安全性の高い治療になります。


04.昼間の眠気解消、眠気予防
さて昼間に眠気を感じて集中力を欠き、仕事や勉強の妨げになることがあります。
こうした症状も治療によって解消することができます。
いくつかの薬剤がありますので詳しくは受診時にご相談ください。

05.集中力改善
集中力の改善にはいくつかの方法があります。
1)眠気を取る方法
2)ホルモンのバランスを改善する方法
3)神経の伝達速度を速める
治療で直すことができます。まずは血液検査を行って、身体の中を調べることも必要です。
06.経口避妊薬 / アフターピル
アルジュ28:低容量ピル
これは経口避妊薬です。ホルモンのバランスが崩れた方、月経が来ない方、
更年期障害の方などにも使用することがあります。
血液検査で検査をすると身体のいろんなことが明らかになります。
薬の主な副作用は吐き気・嘔吐・乳房痛・頭痛・不正出血等ですが、
ほとんどの方が飲み続けていくうちに軽減していきます。
ドオルトン:事後緊急避妊薬
避妊を忘れて性交渉をしてしまった場合、そんなときでも妊娠を回避できる治療があります。
アフターピルといいます。
性交後72時間以内に、さらに翌日に服用します。
ただしホルモン量が多いため、吐き気・嘔吐といった副作用がおこりやすくなります。
07.性同一性障害
性同一性障害の治療には、薬物治療と手術治療があります。
まずが血液検査を行い、薬物療法を行います。
内服薬、貼付薬とともに定期的に通院して注射をします。
定期的な血液検査で身体の健康状態をチェックすることも重要です。
男性から女性、女性から男性、どちらも治療が可能です。詳しくは受診時にご相談ください。
08.ヒアルロン酸隆鼻術
プチ整形は手術とは違い、皮膚を切らないで注射などで治療する美容治療のことです。
効果は永久のものではありませんが、費用が安く、生活上の負担も小さいという利点があります。
効果を確認してから、本格的な手術を受けることもできます。
隆鼻術は手術ではシリコンのインプラントを使いますが、
ヒアルロン酸などの注入で手軽に行うこともできます。
持続期間は個人差がありますが、1年後でも残っていることが多くあります。
オートコラーゲンといって自分の脂肪から取ったコラーゲンを注入する方法もあります。
詳しくは受診時にご相談下さい。

09.あご(ヒアルロン酸)
あご(オトガイ)を前に出す手術では通常口の中を切ってシリコンインプラントを挿入します。
プチ整形では、ヒアルロン酸などのFillerを入れてあごを出して魅力的な形を実現します。
個人差がありますが、1年を経過しても残存していることも多くあります。
自分のオートコラーゲンを使って同じ治療を行うことも可能です。詳しくは受診時にご相談下さい。

10.クチビル
くちびるを厚く魅力的に変えたい場合は、ヒアルロン酸などのFillerを入れてボリュームを出します。
個人差がありますが、1年を経過しても残存していることも多くあります。
自分のオートコラーゲンを使って同じ治療を行うことも可能です。詳しくは受診時にご相談下さい。
11.オートコラーゲン、オートマトリックス
オートコラーゲン、オートマトリックス
自分のオートコラーゲン(オートマトリックス)を使ってしわや隆鼻、あごの注入治療を行うこともできます。
この場合は自分のお腹から少量の脂肪組織を採取し、
その組織を処理してマトリックスだけを抽出いたします。
自分の組織ですからアレルギーや感染のリスクがなく、長期的な保存も可能になります。
詳しくは受診時にご相談下さい。

12.BOTOX(ボトックス) エラ、ワキガ
エラ
手術でエラを直す場合は口の中からエラの部分の骨を削り取ります。
これは大きな手術になりますが、注射でエラの張り具合を改善することができます。
BOTOXは咬筋という噛む筋肉を数ヶ月間動かなくしてしまいます。
この筋肉は動かなくても、別の噛む筋肉がありますので物を食べるのに不自由することはありません。
咬筋は麻痺している間に廃用性萎縮といって寝たきり老人のように筋肉がやせていきます。
この効果は元に戻ることはあまりなく長期的な効果が期待できます。
ワキガ
ワキガ(腋臭症)は腋の汗によって強い臭いが出る症状です。
これの根治には皮膚を切る手術が必要です。
この手術は1週間は上肢が不自由な状態になりますし、
包帯でしっかりと固定をしておくことになってしまいます。
しかし、BOTOXの注射でも汗を抑えることが可能です。
これは永久の治療ではありませんが、暑い季節など臭いが気になる場合に治療を行えば、
数ヶ月は臭いが気になりませんし、簡単な注射で終わりますので、生活上の不自由さは全くありません。
13.皮膚小腫瘍(炭酸ガスレーザー、切除術)>汗管腫 / 黄色腫 / ミリウム(ひ粒腫)
皮膚の小さい腫瘍は炭酸ガスレーザーできれいに治療することができます。ほとんどが1回だけの治療です。
たとえば目の周りにできる白い(黄色い)ぶつぶつ。額や鼻の周りにたくさんできることもあります。
首の周りに茶色いイボがたくさんぶら下がったりすることがあります。
まぶたにコレステロールがたまって黄色い盛り上がった局面ができることがあります。
ほくろや普通のいぼもそうです。
これらはスキャナー付の炭酸ガスレーザーの治療が最適です。
14.皮膚小腫瘍(炭酸ガスレーザー、切除術)>あざ / 尋常性疣贅 / 扁平疣贅
あざにはいろんな種類のものがあります。 赤あざ、茶あざ、黒あざ等
赤あざにはV-Beamレーザーが最適です。
茶あざにはルビーレーザーかトレチノイン療法、黒あざにはルビー複合療法がいいでしょう。
普通のイボには炭酸ガスレーザーで簡単に治療できます。
皮膚科で受ける液体窒素治療ではシミが残ったり、何回も通ってなかなか治らない経験はないですか?
レーザー治療は1回だけの治療です。
15.はげ(薬物療法、毛髪再生)
はげの治療には①薬物によるもの、②自家植毛手術、③再生医療(未確立)があります。
薬物治療では、頭皮の血流をよくするもの、男性ホルモンによる影響を遮断するものなどがあります。
FinasterideやdutasterideはテストステロンからDHTという
脱毛の原因になるホルモンの産生をブロックします。
血液検査でチェックして数ヶ月単位の治療が必要になります。
自家植毛は単一植毛という手術になります。1本1本田植えのように自分の毛髪を後頭部より移植します。
再生医療では毛乳頭などの毛包の細胞を取り出し培養して移植することになります。
始めに少量の髪の毛を取り数週間待っていただきその後で移植を行うことになります。
これは実験的な治療になります。
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はげ、脱毛症の、より強力な治療が可能になりました。詳しくはお問い合わせください。
16.ニキビのあとの赤み
ニキビあとの赤みは、比較的新しい炎症性ニキビの治療後に伴うことが多く、
ニキビ治療が良好であれば2-3ヶ月後には自然に軽快しますがときに長く続くことがあります。
ビタミンC誘導体ローション、AHA外用剤などで治療しても効果的です。
まれに毛細血管の拡張が長期残存する例もあり、
cooling device付きダイレーザー(V-beam)が効果的です。
効果を得るためには、数回の照射が必要となります。
17.赤あざ / 単純性血管腫
ポートワインステインともいいます。皮膚は平坦で盛り上がりはなく赤ワインのような色をしています。
以前はダイレーザーで治療をされていましたが、
効果が悪いうえに色素沈着を残したりやけど後のような傷跡を残すこともよくありました。
今では最新式のV-Beamレーザーで最小限の副作用で治療することができるようになりました。
治療には3-5回の照射を必要とします。2ヶ月に1回くらいの治療になります。
18.赤ら顔
最新式のV-Beamレーザーが最適で最小限の副作用で治療することができるようになりました。
治療には1-3回の照射を必要とします。2ヶ月に1回くらいの治療になります。
19.紫外線による血管拡張
最新式のV-Beamレーザーが最適で最小限の副作用で治療することができるようになりました。
治療には1-3回の照射を必要とします。2ヶ月に1回くらいの治療になります。
20.静脈瘤
最新式のV-Beamレーザーが最適で最小限の副作用で治療することができるようになりました。
2mmまでの太さの血管であれば治療することが可能です。
治療には2-4回の照射を必要とします。
2ヶ月に1回くらいの治療になります。
21.赤い刺青 / 赤いアートメイク
最新式のV-Beamレーザーが最適で最小限の副作用で治療することができるようになりました。
治療には3-5回の照射を必要とします。2ヶ月に1回くらいの治療になります。
22.傷跡の赤み
傷跡の赤みは通常は時間とともに軽快します。ところが残ることもあります。
そのような場合には最新式のV-Beamレーザーが
最適で最小限の副作用で治療することができるようになりました。
治療には1-3回の照射を必要とします。2ヶ月に1回くらいの治療になります。
23.やけどあとの赤み
最新式のV-Beamレーザーが最適で最小限の副作用で治療することができるようになりました。
治療には1-3回の照射を必要とします。2ヶ月に1回くらいの治療になります。
24.ケロイド、肥厚性瘢痕
傷跡が盛り上がっている、痛みやかゆみがあるような場合にはまずホルモン剤の注射を傷の部分にします。
月に1回、必要があれば繰り返します。
平坦になったら最新式のV-Beamレーザーが最適で最小限の副作用で治療することができます。
治療には2-4回の照射を必要とします。2ヶ月に1回くらいの治療になります。
25.海綿状血管腫
最新式のV-Beamレーザーが最適で最小限の副作用で治療することができるようになりました。
治療には1-3回の照射を必要とします。2ヶ月に1回くらいの治療になります。
大きい場合には硬化療法という注射治療が必要になります。
26.老人性血管腫
最新式のV-Beamレーザーが最適で最小限の副作用で治療することができるようになりました。
治療には1-3回の照射を必要とします。小さいものは炭酸ガスレーザーで治療することもあります。